東京都最高峰の雲取山

東京都最高峰の雲取山

東京都最高峰で日本百名山でもある雲取山は、東京、埼玉、山梨の県境に位置する標高2017mの山です。
奥多摩には数々の山がありますが、雲取山は奥多摩でも奥の方に位置しているため、登山コースも多岐に渡ります。
通常はどのコースを選んでも標準コースタイムで1泊2日の行程となりますが、早朝に出発し、健脚の方であれば日帰りが可能なコースもあります。

 

雲取山山頂は2017年に建てられた雲取山2017mの石柱や、方位盤、一等三角点などがあります。
近くの飛龍山や、遠くには富士山、甲斐駒ケ岳や仙丈ケ岳などの南アルプスの山々を眺めたり 、長沢背稜や石尾根などを見ることができます。

 

雲取山登山でよく使われているのは鴨沢コースで、このコースが最短となるため登山者に最も人気があります。
鴨沢コースは奥多摩駅からバスで35分ぐらいの鴨沢で下車し、そこから進んで行きますが、利用者が多いこともあって、整備されていてとても歩きやすいコースです。
雲取山への最短コースといってもそれなりの距離はあるので、無理をせずに雲取山荘や七ツ石小屋、丹波山荘(三条の湯)などでの宿泊と組み合わせることも考えましょう。
歩く距離は長いですが、特に危険なところがなく、標高差のある長い距離をじっくり歩いてみたい方にとっては、もってこいのコースです。
標準タイムで往復9時間20分となっていますが、健脚な方なら7時間もあれば往復可能でしょう。
雲取山初心者の方はこのルートで経験を積むことをおすすめします。

 

また、三峰神社コースは標準タイムが10時間25分の中級者以上向けのコースです。
スタートは三峯神社バス停のある三峰ビジターセンターからでも、さらに下った三峰神社表参道鳥居(大輪バス停)からでも可能です。
一般的には、より山頂まで近い三峰ビジターセンターまで車やバスでアクセスして登り始めます。

 

雲取山は全般的に中級者向けの山といわれています。
その一番の理由がとにかく長い長いコースだからです。
奥多摩にある雲取山は都心から電車でアクセスするには遠いところで、よほど近くない限り、始発で出ても登り始めるのは9時前ぐらいになってしまいます。
そのため、電車でアクセスする場合は日帰りでピストンすることは非常に厳しくなります。
どうしても日帰りでという方は、車で行くことをおすすめします。

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