平将門伝説の残る七ツ石山(ななついしやま)

平将門伝説の残る七ツ石山(ななついしやま)

七ツ石山(ななついしやま)は東京都と山梨県の県境にある標高1,757.30mの山で、東京都最高峰の雲取山に登る際に通過できることもあって多くの登山者が訪れます。
また山が深く、紅葉の美しさからも知名度を誇る山となっています。
山名の由来は、山頂付近にある石灰岩の岩塊からで、この岩塊は平将門の共をした武者七人が石と化したといわれ、その霊を祀っているのが七ツ石神社です。

 

コース的に難しい箇所は無く、初心者でも十分に登れますが、標高が高いのでそれなりの体力は必要になってきます。
七ツ石山だけでなく、ぜひ雲取山と合わせて登ることをおすすめします。

 

近くには無料駐車場があるので、利用することができます。
ただしシーズン中は駐車場も混雑し、手前まで路駐の車があふれかえるほどになります。

 

七ツ石山へは、奥多摩に隣接する丹波村の小袖乗越駐車場から七ツ石山・石尾根を経て雲取山へ縦走する鴨沢ルートがおすすめです。
コースタイムは長めですが、なだらかな区間が多く七ツ石山から先は展望の開けた気持ちのよい稜線歩きが続きます。

 

国道411号線(青梅街道)沿いの鴨沢バス停から脇道へ入り、小袖林道を登るとトイレが整備された村営の小袖乗越駐車場があります。
登り始めは落葉樹林・植林帯の中を傾斜の緩やかな登山道がしばらく続き、廃屋を過ぎた先にある祠や茶煮場(ちゃにっぱ)の水場、風呂岩など平将門の伝説に関する案内板を見ることができます。
登山口から1時間45分ほどで、将門が鎧や銅まで脱いだ所というのが由来とされる堂所の広場に出、そして堂所から50分ほどでブナ坂へ向かう巻き道と七ツ石小屋の分岐に出ます。
分岐から急登を進むと程なく七ツ石小屋が見えてきます。。
七ツ石小屋には無料の水場があり、小屋前から富士山を望むことができる絶好の休憩ポイントです。
その後、鷹ノ巣山への分岐を分けてさらに急坂を登ると石尾根縦走路に出ます。
七ツ石山の直下には七ツ石神社があり、祠の背後には山名の由来となる七つの岩が並びます。

 

山頂からの展望はよく、天気が良ければ木々の隙間から富士山や大菩薩連嶺、飛龍山(大洞山)や奥秩父の主脈とその奥に南アルプスの稜線が見えます。
また、雲取山へ向う尾根道(石尾根)も一望できます。

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