バリエーション豊かなコースの三頭山(みとうさん)

バリエーション豊かなコースの三頭山(みとうさん)

三頭山(みとうさん)は、東京の奥多摩の最奥地である多摩郡奥多摩町と、山梨県の上野原市小菅村にまたがる山です。
標高は1,531mで関東山地の秩父多摩国立公園内にあり、日本三百名山、山梨百名山に選定されているほか、ハシリドコロが咲く山として花の百名山でも紹介されています。
都内から手軽に行けることもあり、秋の紅葉の季節や冬の登山も人気です。

 

三頭山は西峰・中央峰・東峰の3つの頂があることから名前が付けられた山で、広く自然林が残っており、美しいブナ林を歩くことができます。
その尾根は笹尾根と呼ばれ、南東の高尾山方面まで長く伸びて幾つもの登山道も付属しています。
バリエーションに富んだコースが特徴的な三頭山ですが、健脚向けの5時間弱のコースもあり初心者から上級者まで日帰り登山を楽しめます。

 

三頭山へ登るのに一般的な登山口が東京都檜原都民の森です。
バス停と駐車場があることからアクセスしやすくなっています。
都民の森は三頭山東斜面の標高1,000〜1,500mの高原地帯に位置する、自然を楽しむために設立された施設です。
全体が傾斜地で、面積は199ヘクタールあります。
敷地内にはスギやヒノキやブナの森林が広がっており、また拠点となる森林館に休憩室やレストランがあります。

 

都民の森には初心者から健脚の方まで楽しめるバリエーション豊かなハイキングコースが全部で6つ用意されています。
それぞれ難易度は違いますが、どのコースも短時間で日帰りできるコースばかりです。
したがって登山初心者の方には、格好の場所とされています。

 

他にも都民の森以外から三頭山へ登るコースはいくつもありますが、初心者の方ならば三頭山西側斜面の小菅村の鶴峠からスタートする鶴峠コースは、距離も時間も最短で踏破できるためおすすめです。

 

さらに、三頭山へは奥多摩湖から登るコースもあります。
距離が長くヌガサス尾根の長い登りが続くため体力じゅうぶんな初心者向きのコースですが、ゆらゆら揺れるドラム缶橋で奥多摩湖を渡れる面白いコースです。
以前は本物のドラム缶を使っていましたが、現在では樹脂性のフロートでイカダを浮かせています。
童心にかえって麦山浮橋を歩いてみたい方にもおすすめです。

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