体力に合わせて縦走も可能な槇寄山(まきよせやま)

体力に合わせて縦走も可能な槇寄山(まきよせやま)

槇寄山(まきよせやま)は、東京都西多摩郡檜原村と山梨県上野原市との境にある標高1,188.2mの山です。
登山者にとって比較的登りやすい山で、初心者の方にもおすすめです。
急こう配な箇所は主に最初だけで、西原峠まで登ってしまえば槇寄山はすぐそこです。
槇寄山までの往復所要時間は2時間30分で、天気が良ければ山頂から富士山を望むことができます。

 

JR五日市線武蔵五日市駅から登山口となっている仲の平バス停には50分ほどで到着します。
車で行かれる方は、蛇の湯温泉たから荘に隣接する公衆トイレ横の駐車場が無料で利用することができます。
仲の平バス停には蛇の湯温泉が、隣の温泉センターバス停には数馬温泉があり、登山後に疲れを取ることもできます。

 

この他にも槇寄山には山梨県側の郷原から登るコースや、檜原都民の森をスタートして三頭山から槇寄山に縦走するコースなどあります。
どのコースも登山口までのアクセスが良いので、手軽に自然を楽しむことができます。

 

さらに山登りに慣れてきた方におすすめなのは、槇寄山から笹尾根を歩いての縦走です。
数泊の宿泊を経て笹尾根を歩いて縦走すれば、高尾山まで行くことも可能です。
笹尾根からは南西側は富士山をはじめ、丹沢方面、北側は奥多摩三山の展望が楽しめます。

 

笹尾根は奥多摩の三頭山から八王子市の高尾山まで続く長大な尾根で、多摩川水系と相模川水系の分水嶺となり東京都と山梨県の境界となっています。
狭義には槇寄山から浅間峠までの10km弱が笹尾根といわれていますが、広義には三頭山から高尾山までの30km強と考えられています。
おおむね標高1000m前後の小ピークが数多く連なります。
笹尾根の名前の由来は、尾根にアズマネザサなどが繁茂していたからだそうです。

 

登山初心者の方はまず自分の体力や歩行の技術を見極めるために時間と体力に余裕を持った山を選択し、スケジュールを立てることが基本です。
一緒に行く方も初心者の場合は、同行者の体力や体調もふまえて無理がない計画を立てることを心がけましょう。
また、歩行距離や標準コースタイムについても、ゆとりをもったルートを選択することで徐々に自分のペースを把握できるようになってくるでしょう。

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