手軽に行ける高尾山
東京には日帰りで行けて初心者も楽しめる登山スポットがたくさんあります。
八王子市にある高尾山もそのひとつで、他の山々と違い、アクセスが良いのが特徴です。
最寄りの駅である京王線高尾山口駅には、新宿から1時間ほどで到着し、登山口やケーブルカー乗り場までも、高尾山口駅から徒歩5分です。
そして、ケーブルカー・リフトに乗れば一気に山腹へ到達します。
登山口にたどり着くまでが大変な他の山々と違い、高尾山ではすぐに登山が始められます。
気をつけなければならないのが、高尾山には1?6号路+稲荷山コースの7つの代表的な登山コースがありますが、1号路とそれ以外のコースでは難易度が全く違うということです。
1号路はケーブルカー駅や薬王院などのスポット、お店、トイレがあり、舗装もされていて街を歩くのと変わりなく楽しめます。
服装もケーブルカーやリフトがあるので、それに乗ってビアマウントや薬王院に行くだけであれば動きやすい格好で大丈夫です。
一方、1号路以外は山道になります。
難易度としては、幼稚園や小学生の遠足でも利用されてるのでそれほど難しくはありませんが、登山の服装や装備があるとより快適に登れます。
さらに本格的に山歩きを楽しみたい方には、奥高尾や南高尾山稜のコースなどもあり、ベテランの登山客やトレイルランニングの方にも愛されています。
山の服装で一番難しいのが、登ったり歩いていると汗をかきその汗が冷えて体温が下がる、いわゆる汗冷えをすることです。
冬だとそれが危険なこともあるので、着替えを用意しておくか、登山用の速乾性のアンダーウェアなどを着ておくとよいでしょう。
あとは汗をあまりかかないように、脱ぎ着しやすい服装で行くのもおすすめです。
特に冬は寒さが厳しいので、防寒対策はしっかりとしておきましょう。
持ち物は、1号路にはお店がたくさんあるので食べ物など心配はいりませんが、1号路以外にはお店や自動販売機はまったくありません。
必ず食料や水などの飲み物を持っていくようにしましょう。
また山の天気は変わりやすいので、天気予報で雨の予報のときはさっとはおれるレインウェアや折りたたみ傘などあると良いでしょう。
さらに日が暮れると街のような照明はなく真っ暗になってしまうので、遅くなりそうなときは懐中電灯やヘッドランプを持参しましょう。
高尾山は1人でも手軽に行くことはできますが、時間やルート確認はしっかり行いましょう。
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