火口が間近に見える三原山
東京都大島町に位置する成層火山の三原山は、火口を周遊する遊歩道が整備されていたり、登山初心者向けのコースもあるので家族みんなで楽しむことができます。
東京から伊豆大島へのアクセスも、飛行機を利用したり高速ジェット船でもわずか1時間45分なので、首都圏から日帰りで行くことが可能です。
三原山を満喫するハイキングコースは複数あり、初心者でも歩きやすいコースもあれば、山に慣れている登山者でさえ迷ってしまうようなコースもあります。
天気が良ければ道中で富士山を見れることもあるそうですが、事前の下調べはしっかりおこなってから出かけましょう。
初心者の方におすすめなのは、山頂遊歩道から上り、火口をぐるりと一周して再び山頂遊歩道で麓まで下りてくるコースです。
スタート地点は、大島バス停「三原山山頂口」になります。
歩き始めは舗装された遊歩道が続くので、登山装備がなくても歩きやすいコースです。
ただし、途中日陰がないため熱中症対策は万全にしておきましょう。
しばらく行くと三原神社の鳥居があります。
全国的にも珍しい、下る参道になっています。
三原神社の社殿は、1986年に発生した大噴火の際に、溶岩が社殿を避けて通ったといわれています。
そのため社殿は消失されることなく、現在もしっかり残っています
鳥居を通り過ぎると、火口一周道路(お鉢巡りコース)に入ります。
距離は約2.5kmで、一周するのにおよそ40分かかります。
途中にある展望台を通りすぎると、ぽっかりと口を開けた巨大な穴(直径約300m、深さ約200mの噴火口)が見えてきます。
火口展望場の方まで行くと至近距離に噴火口があり、地表から湯気(マグマに熱せられた水分)が上がっている迫力ある景色を見ることができます。
三原山は現在も活動を続けている活火山なので、出かける前に活動状況をチェックする事もお忘れなく。
伊豆大島のハイキングコースには案内標識などほとんどないので、あまり人が行かないようなマイナーなコースは道が分かりづらくなっています。
三原山だけでなく伊豆大島の大自然に興味のある方はガイド付きハイキングツアーを利用されることをおすすめします。
ガイドから島の自然のことだけでなく、島で暮らす人々のこと、生活のことなど詳しく聞くことができます。
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