幻想的な空間が広がる「ゆきあかりin中島公園」

幻想的な空間が広がる「ゆきあかりin中島公園」

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幻想的な空間が広がる「ゆきあかりin中島公園」

札幌雪祭りは、毎年2月に大通公園をメインに開催される北海道を代表する一大イベントです。
また、メイン会場以外でも、各所で協賛イベントが開催されているのをご存知ですか?その中でも、中島公園の「ゆきあかりin中島公園」は、幻想的な雰囲気に包まれたスノーキャンドルを楽しむことができるとして、インスタ映えスポットとしても注目されています。

 

 

ゆきあかりin中島公園の日程は、年によって多少変更はありますが、札幌雪祭り後半の金曜日〜土曜日に開催されているようです。
中島公園には日本庭園があって、通常、冬期は閉鎖されますが、ゆきあかりin中島公園が開催されている時だけ特別に入ることができ、たくさんのスノーキャンドルで灯され、温かな色に輝く雪景色と日本庭園のコラボを楽しむことができます。

 

 

中島公園は、1992年までは札幌雪祭りの会場となっていました。
その後、阪神淡路大震災の犠牲者の冥福を祈ることを目的として、2007年にたくさんんのキャンドルを灯したのをきっかけに、このイベントを開催することになったそうです。
そして、次の年には規模を拡大して、毎年開催されるようになったのです。
地域の人や学生、近隣の企業、施設などの協力によって、手作り感たっぷりのイベントを行うことで、地域の連帯感と魅力を再確認し発信していると言います。

 

 

スノーキャンドル以外にも、メイン会場に負けないくらい素敵な雪像も展示されていますし、さまざまなイベントも行われます。
昼間は、ソリやタイヤチューブで滑れる雪のすべり台、雪の迷路、スノーランタン作り、子ども人形劇によるショーなど、子どもさんが楽しめるイベントが開催されます。
昼間はたくさんの子どもさんでにぎわっていたすべり台も、夜になると美しい光のオブジェになります。
また、入り口には、移動販売車がいくつか並び、温かくて美味しい食べ物で癒されます。

 

 

また、中島公園の中にある札幌市天文台は、ゆきあかりin中島公園の期間中にも開放され、神秘的な冬の星座を観測することができます。
札幌市天文台は、普段から無料で開放されており、口径20cmの屈折望遠鏡を使って、スタッフが詳しく丁寧に解説してもらいながら、昼間は太陽の黒点など、夜は火星や木星、月、季節の星座などを観測できる施設です。
天文台は中島公園の小高い丘の上にあるので、公園内からすぐ見つかると思います。