ふるさと納税についてのよくある疑問

だいたいのふるさと納税についてはわかっってはいるけど、十分理解しているとなるとちょっと心配だったりしませんか？
今回はよくある質問から知識をつけていきたいと思います。

・いつまでに納税すればいいんですか？
これは毎年12月31日までとなります。
そのため、年末ぎりぎりになって無理やりふるさと納税を利用しなくてもいいのでは？と思われるかもしれませんが、「納税可能額」はその年、その年の収入に応じて算出される上限額となっています。
仮に12月31日を過ぎて1月1日になってしまうと前年度分の納税可能額は使うことができなくなってしまうので、その枠が余っているのであれば12月31日までに意地でも納税しておかないと損ということになります。
つまり、現時点で1円もふるさと納税を使っていないという方は、12月31日23時59分までに駆け込みでもいいのでふるさと納税をする方がお得です。
もし10万円まで寄付できる方であれば、お肉や野菜、魚介類などなどをだいたい3〜5万円分無料で届けてもらうことができるので、使わなければそれだけの物品をもらうチャンスを逃してしまいます。

・縁もゆかりもない自治体に寄付していいの？
ふるさと納税は全国各地にある市区町村どこにでも寄付が可能な制度です。
ただし、現在住んでいる自治体にふるさと納税をするのだけは要注意です。
いくら寄付をしてもお肉や魚がもらえない可能性が高いので、ふるさと納税で返礼品選びをするなら在住の自治体以外への寄付をお願いしたいです。

・どのくらいの自治体に寄付してOKなの？
ふるさと納税制度で寄付可能な自治体数は、基本的に無制限です。
10個の市町村に寄付をしてもOKですし、100個であっても全く問題ありません。

・ふるさと納税した分が還付されるのはいつ？
ふるさと納税をすると納税した分だけ税金が還付されて戻ってくる…と思われている方は多いのですが、実際には還付ではなく「減額」で対処されるのでそこはくれぐれもご注意下さい。

・寄付するたびに2000円の自己負担金が必要？
ふるさと納税の自己負担分2000円は、納税のたびにかかる金額ではありません。
仮に5個の自治体に寄付をしても、50個の自治体に寄付をしたとしても自己負担金は合計で2000円のみなので、自己負担額を気にして納税をしないのは勿体ない行為であると言えます。