春の知床スノーシュートレッキング

春の知床スノーシュートレッキング

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春の知床スノーシュートレッキング

北海道新幹線も開通し、ますます北海道を身近に感じられるようになりました。
ゴールデンウィークはそんな北海道に旅行に行かれてみてはいかがでしょうか。

 

 

知床は北海道の中でも雪解けがとても遅い場所です。
今ではユネスコの世界自然遺産にも登録され一躍有名になった場所ですが、ゴールデンウィーク限定の特別なツアーで楽しむことができます。

 

 

知床でも雪解けが始まっている地帯から離れて、さらに上の羅臼湖を目指しての雪山散策は、山好きや雪景色が好きな方にはたまりません。
標高600m〜700mの亜高山帯をスノーシューで散策するツアーがあります。
真っ白い雪原をスノーシューを使えば、ふかふかパウダースノーを気持ちよく歩けるのが魅力です。

 

 

スノーシューとは、日本で言うところの「かんじき」のような物で、初めての人でも簡単に、しかも、子供からお年寄りまで、気軽に雪あそびが楽しめる道具です。
スノーシューを使って森を歩くことをスノーシューイングと言いますが、スノーシューイングは現在、人気上昇中のウインタースポーツでもあります。

 

 

雪融けとともにはじまる知床の春ですが、知床横断道路が開通したら、羅臼湖シーズンも開始です。

 

羅臼湖登山道入り口から羅臼湖までは片道約3kmほど、往復6kmの散策になります。
登山道入口付近からのアプローチは、緩斜面中心の比較的なだらかな高山帯の雪原で、残雪期はハイマツが雪に覆われているため夏とは違った地形からの光景が楽しめるのが魅力です。
そして、知床峠付近の雪壁も見ごたえがあります

 

羅臼湖スノーシュートレッキングに参加するにあったっての注意事項は、プログラム行動時間が長いため、各自で行動食(お昼ごはんになるおにぎりやパンなど)を用意する必要があります。

 

 

また、服装はバックカントリーに対応するウエア上下やスノーブーツが基本となります。
アウターシェルはゴアテックス素材など防水・透湿性があるものが不可欠で、汗ばむほどの陽気もあれば、ガスが発生し氷点下近くなることもあるため、寒暖の変化に対応できるよう、重ね着できる衣類の準備が必要です。

 

 

なお、この季節の知床は悪天候・視界不良で危険が予測される場合もあり、途中引き返しもしくは中止判断をすることもあります。
安全確保のため、必ずガイドの指示にしたがって行動しましょう。